営業がきつくてしんどい・・・
このまま続けていくことを考えると気が滅入る・・・
日々営業しながら頭を下げていると、こんなふうに感じることってありますよね。この記事では、営業がきつい理由とその対処法について説明します。
勢いで会社を辞めることはおすすめできませんが、心身共にバランスを崩すほどきつくてしんどい場合は、転職も視野に入れましょう。
気持ちが弱っているときほど、一人で戦おうとせず、転職エージェントを利用して、プロに伴走してもらうことをおすすめします。dodaなら、大手・優良企業の求人が豊富な上に、必要に応じてキャリアカウンセリングも受けられますよ。
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営業がきついと感じるのはなぜ?概要をサクッと解説

営業とは、顧客に対して自社商品やサービスを提案し、契約に導く仕事です。
会社の売り上げを生む部門であるわけですが、顧客は必ずしも購買意欲を抱いてくれるとは限りません。
たとえ不利な状況でも、あれこれと手を尽くして契約成立へと進めてゆかねばならず、それにはいろいろなアンテナを同時に立たせる必要があります。
- コミュニケーション能力
- 危機管理能力
- 傾聴力
- 決断力
- 逆算思考
とはいえ、このような能力を瞬時にフル活用できる人は、ハッキリ言って稀です。
営業がきつくてつらい・・・と感じるのはむしろ当然のことで、営業の難しさをひしひしと感じている人は、日々真面目に取り組んでいる証拠と言えます。
今、営業職の壁にぶち当たっていて、このまま続けてゆくことに不安がある人も、いきなり退職するのはやめましょう。
営業経験で培われる能力は、どの分野でも重宝されます。これは間違いないです。
しかし、自分が「営業の何をどうきつく感じているのか」を知らずに進路を決めても、この先うまくはいきません。まずは記事に沿って
- 営業がきついと感じる理由のうち、どれにいくつ自分が当てはまるか
- 営業がきついと感じるときの対処法で、できることはあるか
を自ら把握しましょう。
営業がきついと感じる5つの理由

業界問わず、営業職が一般的にきついとされる理由を5つあげてみました。
- 自社商品(サービス)に自信がもてない
- 厳しいノルマが課せられる
- 門前払いをくらう
- 取引先から無茶な要望がある
- 体力的に厳しい
5つのうち、どの項目にいくつ該当しましたか?どれか1つ当てはまるだけでもなかなかきついですが、2つ以上該当する人は、今すぐ何かしら改善する必要がありそうです。
1.自社商品(サービス)に自信がもてない
営業職で、この悩みを持っている人は驚くほど多いです。
ライバル会社の商品の方が優れていると感じながら、自社商品を案内するのは、正直なところ気が引けますよね。ここぞという商談のタイミングに強く出られなければ、まとまる商談もまとまりません。
類似する悩みとしては「自社や自社商品にネームバリューがない」点もあげられます。
また、関連する問題としては、部門間のセクショナリズムもあるでしょう。
自部門の利益を追求しすぎて、組織全体の協働性を失うこと。割拠主義ともいう。
顧客のニーズを満たすために、機能やサービスの追加を提案しても、社内決裁がおりないことはよくあります。それが納得できる理由であればいいですが、単なる理解不足であったり、営業側の意見を汲む姿勢すらなかったらどうでしょう。社内に対する不満や不信感が募り、貢献意欲が低下するのは無理もありません。
2.厳しいノルマを課される
「現実的では無いノルマを与えられ、疲弊してしまう」ことも営業では多いです。
一生懸命やっていても、同僚や後輩より達成率が低ければ、自己肯定感が下がりますよね。ノルマ達成に向け、躍起になって残業が増えれば、疲労も蓄積するでしょう。
ノルマの達成感を味わえるのは一瞬です。今日達成しても明日、今週達成しても来週、今月達成しても来月・・・という具合に、ノルマの継続性は気持ちを消耗させます。
3.門前払いをくらう
新規開拓営業の場合、門前払いは当たり前で、話を聞いてもらえるようになるまで、かなりの長期戦になります。門前払いとまではいかなくても、冷たくあしらわれることは日常茶飯事で、これはもう慣れるしかありません。
とくに電話営業では、一度断られた先でも、繰り返しアプローチしなければならず、苦痛を感じる人が多いです。電話営業は、顔が見えない分断られやすい上に、あからさまな態度をとられることもあります。
4.取引先から無茶な要望がある
顧客だけでなく、委託先や仕入れ先など、各所から異なる懸念事項が発生するものですが、これらの調整も営業の仕事になります。業界問わず、多くの営業職は、以下のような悩みを常に抱えています。
- 厳しい価格交渉や納期を求められる
- 顧客と社内(外注先)の板挟みになる
このような状況が断続的に続くと、休日でも、電話やメールを気にして落ち着かなくなり、心身を蝕むことにつながりかねません。
意識的にでもいいので「オンオフの切り替えができる」ことが、営業職を長く続けてゆく秘訣になります。
5.体力的に厳しい
営業の外回りに季節はありません。暑い夏や寒い冬、台風や雪の日はかなり体力を消耗します。新規開拓向けの飛び込み営業は特に、一日中歩き回って足が棒のようになるでしょう。
体力的にかなりきつい思いをして訪問しているにもかかわらず、冷たい態度で追い返されれば、精神的にもガックリくるものです。
外回りに対する配慮が、営業手当として給与に反映されていればまだいいですが、そうでなければ、割りを食っている気分になっても仕方がないでしょう。
営業がきついときの3つの対処法

このままきつい営業職を続けていくことに不安を感じていても、いきなり退職するのは辞めた方がいいと前述しました。精神的に余力があるならば、以下を順番に試してみましょう。
- 上司や同僚に相談する
- 異動願いを出す
- 転職する(同業界で営業職のまま転職・異業界で営業職のまま転職・同業界で営業職以外の転職)
そんな余裕はない、明日にでも辞めたい!という人は、辞める前に転職エージェントに登録して、プロに転職活動をサポートしてもらうといいでしょう。私のおすすめはdodaです。無料でカウンセリングを受けられますので、あなたの状況をよく理解した上で支援してもらえます。
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1.上司や同僚に相談する
悩みを打ち明けるという意味では、はじめは同僚に相談することをおすすめします。先輩でもいいし同期でもかまいません。悩みが浅いうちであれば、話をするだけで気が楽になるケースもあります。
もう少し具体策が欲しければ、直属の上司に相談してみましょう。ポイントは、正直な胸の内をなるべく「具体的」に説明することです。次の3点を自分なりにかみ砕いてから、相談するといいですね。
- 何がどのようにうまくいかないのか
- 営業をしていて何が一番つらいのか
- どこがどう変化すれば、もう少し楽に営業ができそうか
あなたの気持ちや状況を具体的に言語化することで、より詳細な改善策を検討してもらいやすくなります。
2.異動願いを出す
会社に不満はないが、営業職がどうしてもつらい!という人は、異動願いを検討しましょう。
第一歩として、部署異動のルールをすぐに調べてください。異動願いは、次の項目をなるべく具体的に記載しましょう。
- 現状、心身の体調不良があること
- 退職はせず、引き続き働きたいこと
- 営業で得た経験を、異動希望先で活かせること(具体的に示せるとよい)
口頭レベルでいいので、異動願いを出す前に、直属の上司と、できれば異動希望先の上司に、異動したい旨の意思表示をしておくと、スムーズです。
3.転職する
本当にきつくてたまらず、会社にも不信感がある人は、有給休暇を使いながら、すぐに転職活動を始めましょう。
働きながらの転職活動は、費やせる時間が限られるので、さまざまな業界の内情に詳しく、非公開求人の紹介もしてくれる転職エージェントの利用がおすすめです。とくにカウンセリングが充実しているdodaは、あなたの悩みや困りごとにも配慮したうえで、サポートをしてくれるでしょう。
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3-1.同業界で営業職のまま転職
自社商品(サービス)の不満により営業がきつく感じる人は、自分が魅力を感じる商材を扱う同業他社に転職しましょう。業界も職種(営業職)も変えない転職は、即戦力になると判断されるため、転職としては一番近道です。
業界を変えなければ、今の会社で身につけた知見を最大限に活かせる点も魅力です。
3-2.異業界で営業職のまま転職
今の業界自体に限界を感じている人は、職種は営業職のまま異業界へ転職するのがよいでしょう。
扱う商材はゼロから覚える必要があるので、慣れるまで多少時間はかかりますが、営業として培った勘所や対人スキルは、後々発揮できるので大丈夫です。類似性のある業界だと、転職活動がスムーズに進みやすいので、業界探しをする際には念頭に入れておきましょう。
たとえば、クレジットカード業からリース業への転職、物流業から小売業への転職、などですね。
営業職に特化した転職エージェンシー「SQiL Career Agent」紹介します。
20代~30代を対象に、営業としてのキャリア形成支援を目的としていますので、営業職を続ける意思がある人は、活用してみる価値がありますよ。
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3-3.同業界で営業職以外の転職
業界は同じでも、営業職以外で転職する場合は、やや苦労するかもしれません。
営業職は給与が高めに設定されているため、現職より給与が下がる可能性も覚悟しておく必要があります。営業職からの転職となると、以下3つあたりが決まりやすいでしょう。
- 営業事務
- 販売職
- マーケター
営業職以外の職種で転職活動する場合、どうしても「未経験扱い」になるため、転職エージェンシーの利用をおすすめします。
dodaは職種、年齢、経験を問わず利用でき、応募書類のアドバイスから面接前のフォローまで、包括的なサービスが受けられるので、転職活動に慣れていない人でも安心して利用できます。まずは登録をして、無料カウンセリングを受けてみましょう。営業職以外の転職について情報収集できますよ。
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営業がきついときの和らげ方3選

上司とはそりがあわないから相談しづらい
異動願いも転職活動もしばらく時間がかかる
でもこのつらさを和らげたい・・・
退職や転職といった進退は、簡単には決心がつかないものですよね。そんな人向けの対処法を3つ紹介します。あくまで対処療法にすぎませんが、とりあえずきつい気持ちを和らげるのには効果的です。
- 営業を頑張りすぎない
- 仕事以外の時間をあえて増やす
- 信頼できる人と話す
順番に見ていきましょう。
1.営業を頑張りすぎない
頑張ることは大切ですが、自分のキャパシティを知ることも同じくらい大切なことです。とくに営業職は、緊張状態が長く続きやすい職種なので、次の4点は意識的に心がけましょう。
- 疲れたな、と感じたら今日の営業はそこまでにする
- ノルマを意識しすぎない
- 「仕事の評価=あなたの価値」ではないことを意識する
- 頑張っている自分をほめる
繁忙が続いて仕事に忙殺されてくると、だんだん「自分」と「仕事」の線引きが曖昧になってきます。心身のバランスを崩す要因のひとつなので、「自分」と「仕事」はあくまで別物だという認識を必ず持ちましょう。
2.仕事以外の時間をあえて増やす
趣味やスポーツなど、自分が楽しいと感じるものを意識的にやってみましょう。趣味がないなら、「スイーツを食べに行く」みたいなことでもいいですし、今の気分にあった音楽を聴いたり、好きな映画を観るのもいいですね!
映画を見て笑ったり、怒ったり、泣いたりして感情を動かすことで、手っ取り早くストレス発散ができます。
3.信頼できる人と話す
仕事のことは上司や同僚など直接かかわる相手には相談しづらいな・・・
こんなときは、家族や学生時代の友人など、心をゆるせる人に気持ちを話すだけでもいいです。
- 言語化することにより、思考の整理ができる
- 自分の言葉を自分の耳で聞くことにより、認識が深まる
- 信頼できる人からの言葉は素直に受け入れやすい
ここまで読んでも「これ以上は無理!つらくて無理!今すぐになんとかしたい!」と切羽詰まった気持ちが変わらない人は、今すぐ転職活動を始めましょう。
心身のバランスを崩す前に会社を辞めることは、決して恥ずかしいことではありません。
ただし、つらくて気持ちが弱っているときは、判断力が鈍くなる点に注意してください。今すぐ転職したいと焦っているからこそ、一人きりでなんとかしようとしないことです。
それにはぜひ、伴走型の転職支援サービスに無料登録しましょう。dodaならあなたの希望や適性に合わせた求人の紹介やサポートをしてくれるのでおすすめです。
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